発注者の「働き方改革」推進を
情報提供の機会、前向きに
県・建協意見交換
県建設業協会(中筋豊通会長)はこのほど、松江市内で県土木部・総務部営繕課と意見交換会を開いた。県から真田晃宏土木部長ら幹部職員、協会からは中筋豊通会長をはじめ副会長や理事らが出席。

県建設業協会(中筋豊通会長)はこのほど、松江市内で県土木部・総務部営繕課と意見交換会を開いた。県から真田晃宏土木部長ら幹部職員、協会からは中筋豊通会長をはじめ副会長や理事らが出席。
政府はこのほど、公共工事の品質確保の促進に関する関係省庁連絡会議を開き、改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)に基づく基本方針の改正案を取りまとめた。10月中旬にも閣議決定する。
県土木部は、第2四半期(9月末)現在の部内の公共事業執行状況をまとめた。
中国地方整備局は、週休2日を達成した企業やICT(情報通信技術)活用の実績がある技術者を評価するため、週休2日は企業の能力などを4段階で、ICT活用技術者は技術者の能力などを3段階で評価し加点する。
国土交通省は、道路の上空にある電線類を地下に埋設する無電柱化事業を加速する。電力線や通信ケーブルなどをまとめて収容する「電線共同溝」の整備期間短縮に向け、年度内に直轄道路で設計・施工の包括委託を試行する。試行の経過を踏まえ、まとめる業務や工種の低減など検討し最適な発注方法を探る。平均7年から4年への事業期間縮減を目指す。
国土交通省は20年度、建設技術者の働き方改革を加速する。改正建設業法で規定された監理技術者の専任義務の緩和、主任技術者の配置義務の合理化の施行に向け、具体的な制度設計に関する調査・検討を実施。
県土木部は、9月補正予算予算案で一般会計22億7664万円増額、特別会計1億6269万円減額計上した。債務負担行為は追加5億5500万円、変更36億3460万円の総額41億8960万円を設定した。
国土交通省は、20年度の直轄土木工事に適用する積算基準の調査に乗りだす。週休2日に取り組む経費の補正係数や、ICT(情報通信技術)施工の積算基準などの実態を踏まえ、見直されることになりそうだ。
第4次安倍再改造内閣の赤羽一嘉国土交通大臣が就任記者会見し、国交省が国民の命と暮らし、経済に直結する責任の重い行政機関との認識に立ち、「防災・減災、国土強靱化の政策をしっかり進めていく」と意気込みを語った。
出雲以西で事業中の山陰道4区間の事業費が大幅に増えることが、17日開かれた中国地方整備局の事業評価監視委員会で明らかになった。
雲南市は、公共建築物の市産木材利用を推進するためのガイドライン策定について、12日の市議会産業建設委員会に骨子案を示した。
国土交通省は建設現場で働く一人親方と官民の発注者を対象に、安全衛生経費の実態調査を実施する。一人親方には安全衛生経費の契約や労災保険の加入などについてヒアリング。発注者向けのアンケートでは安全衛生経費の見積もりや契約、安全衛生対策の基準などを答えてもらう。
国土交通省は20年度、地域建設業の生産性向上に向けた取り組みをさらに進める。多能工化の推進や技術革新への対応、企業活動の継続促進などに取り組む中小・中堅建設会社が、専門家のアドバイスを受けられる相談窓口を設置。モデル性の高い取り組みは重点的に支援する。
国土交通省は20年度、改正建設業法などに基づく諸施策の実効性を高めるため、建設業の働き方改革をさらに推進する。
19年度第1回の県道路メンテナンス会議(会長・鈴木祥弘松江国道事務所長)が5日、松江市内で開かれ、国・県・市町村の担当者ら40人が出席。道路構造物点検の実施状況と2巡目の点検計画を確認した。
益田市は、測量・建設コンサルタント業務などについて、低入札調査基準価格の算定基準および数値的判断基準を改正。9月1日公告・指名分から適用した。
国土交通省は4日、暫定2車線で運用している高速道路の4車線化を先行的に進める「優先整備区間」の候補を選定した。
県土木部は、設計資材労務単価の9月臨時改定をした。8月臨時改定時に比べ、津和野地区で生コンクリートの単価が上昇。背景には生コン出荷量の減少があるとみられる。
国土交通省は8月28日、2020年度予算の概算要求を発表した。一般会計の国費総額は前年度(臨時・特別の措置を除く通常分)と比べ18.4%増の7兆101億円。うち公共事業関係費は19.4%増の6兆2699億円と、15年度から6年連続で6兆円を超える要求になった。
県は2日、一般会計総額95億319万円を増額する9月補正予算案を発表した。国庫補助・交付金内示に伴う補正で公共事業を22億7700万円増額(特別会計含む)。農林大学校再編拡充整備2億2024万円、「にほんばし島根館」に替わる新たな情報発信・活動拠点整備1億900万円など、5日開会の9月定例県議会に提案する。