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一人親方 規制逃れ抑制で方策
24年度、働き方診断現場推進へ
国交省
国土交通省が規制逃れを目的とした「偽装一人親方」の抑制に向け官民で取り組む内容をまとめ、このほど開かれた「建設業の一人親方問題に関する検討会」(座長・蟹澤宏剛芝浦工業大学教授)で了承された。年度内にも建設業団体らと申し合わせる。一人親方と雇用労働者を線引きする「働き方自己診断チェックリスト」の現場活用などを24~25年度に推進。「適正でない一人親方の目安」を年齢や経験年数に加え、技能レベルも加味した上で26年度以降に策定し、現状より踏み込んだ実効性の高い方策を講じる。