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トロッコ列車「奥出雲おろち号」は１９９８（平成10）年運転開始。開放感ある車両での３段スイッチバック体験、ループ橋の景観などが楽しめ、全国から多くの利用者が訪れている。ＪＲ西日本米子支社は６月３日、車両の老朽化を理由に23年度での運行終了を発表した。
木次線強化促進協議会、沿線自治体、出雲の國・斐伊川サミット、県は、現行車両での運行継続や後継車両整備の検討を要望。ＪＲは運行終了の方針とともに観光振興を一緒に検討したいとして、島根、広島両県と両県５市町での検討会を設置。４日の初会合では、ＪＲが継続困難な現状や新・改造した場合の課題を示していた。

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