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受注拡大で処遇改善を
登録者メリット具現化
CCUS6年目
建設キャリアアップシステム(CCUS)の本格運用から5年が経過した。23年度末までに登録技能者は140万人、登録事業者は17.3万社に達し、その数だけ見れば業界内で定着してきた感がある。ただ、就業履歴の蓄積を含む現場利用は足踏み状態にある。危機感を抱く関係者にとって次なる課題は建設会社と技能者本人の「メリット」具現化で共通する。CCUSの現場利用とその先にある処遇改善に向け、官民が足並みをそろえて取り組む段階に来ている。