トップニュース
標準労務費「設計労務単価×歩掛」
相当賃金支払いを
中建審・社整審
中央建設業審議会(中建審)・社会資本整備審議会(社整審)合同の基本問題小委員会の会合が6月29日に東京都内で開かれ、国土交通省が受注者による廉売行為を制限する際の基準となる「標準労務費」の考え方の検討状況を明らかにした。公共工事設計労務単価相当の賃金の支払いを目指す観点から、標準労務費の水準は「設計労務単価×歩掛かり」相当と想定する。委員からは現場特性や既存の商慣習への配慮、違反行為への対処の実効性確保などで意見があった。