看板のプロ、集客、ブランディング西森まり子（にしもりまりこ） 株式会社エヌサイン　松江営業所長

エヌサインの西森まり子さんは、同社の社長・西森晃氏との結婚を機に入社をしました。「電話番だけでいいから手伝ってほしい」と言われ、「まあ、電話番くらいなら」と引き受けたのですが、次から次へと仕事がやってくるようになり、営業にも行くことになりました。最初は看板の知識もないので、「分からない事を聞かれたらどうしよう・・・」とびくびくしながらの営業。ある日の訪問の時にお客さんの話を聞いていたところ、気が付けば２時間がたっていました。「こんなに長居をしてしまい、すみません」と謝ったのですが、逆に「いや～、楽しかったよ」の言葉。うれしかったのと同時に、怖かった営業が「面白いかも」に変わりました。

看板の仕事について「お客様の喜ぶ顔と自分が携わった看板が街に残るので、やりがいがあります。打ち合わせを重ねた看板が実際に設置された時は「感無量」です」とのこと。同社の看板は長持ちするのが特徴で、あるお客さんから「付けてから３年がたつけど新品みたいにきれいだよ」と言われたとのこと。

最近の仕事では、出雲縁結び空港南面の高い位置にある看板「しまねっこ」が印象的と言えます。縦寸１.8ｍの大きなしまねっこの看板で、より大きく立体的に見えるように工夫をしました。設置工事では高所作業車なども使いながら、2023年３月に完了。「ずっと残るもの。空港を訪れる多くの人に見てもらえるのでうれしい」と話します。また、ＬＥＤにも力を入れていて、直近では、同じく出雲縁結び空港北面（ターミナル入口上部）の「出雲空港」のチャンネル文字をネオンからＬＥＤ化にしたり、スーパーセンター・プラントさんのＬＥＤ看板も手掛けました。

2023年4月3日に松江営業所をオープン。所長の西森まり子さんは「かねてから夢だった私の地元、松江市で働きたいという願いが叶いました。松江は宍道湖を中心に街が形成されている水の都。大好きな松江地域の方へ、エヌサインの看板力で最大のサービスを提供していきます」と笑顔を見せてくれました。