12月23日号
07年度予算財務省原案 公共投資6.9兆円、6年連続減
国交省関係5.4兆円 地域活性化、防災など重点
財務省は20日、07年度予算の財務省原案を各省庁に内示した。公共事業関係費は06年度当初比3・5%減の6兆9472億円で20年ぶりに7兆円を割り込んだ。公共事業関係費の削減は6年連続となる。07年度予算案は、復活折衝を経て24日の臨時閣議で政府案が決定。年明けの次期通常国会に提出される。
国土交通省関係予算の財務省原案では、公共事業関係費は06年度当初比3%減の5兆4428億円。重点分野に▽国際競争力の強化▽地域の活性化・都市再生▽国民の安全・安心の確保▽快適で豊かな国民生活の実現−を掲げ、限られた予算で最大限の効果を上げる方向を示した。
新規では、地域自立・活性化総合支援制度の創設に360億円を計上、地域が主体となった活性化を後押しする。アクセス改善や街づくり推進による観光地の魅力向上には381億円が認められた。景観形成総合支援事業を創設し、良好な景観づくりを推進する。密集市街地対策には92億円を充てる。「密集市街地リノベーション事業」を創設し、基盤整備などを総合的に進める。
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12月20日号
公共投資削減下、方向性の決断を
合併支援へ−仲介窓口の設置検討
県建設産業対策室長が松江会議所部会で講演
松江商工会議所の建設部会(持田貞義部会長)が18日開かれ、会員企業の経営者ら約52人が参加。県土木部の和田義己建設産業対策室長が「公共事業の見通し」について講演し、公共事業費の推移や07年度の予算化状況、建設業の現状と建設産業構造改善指針などについて説明した。
この中で、和田室長は「県財政は中期財政改革方針(04年度)の収支不足を上回り、09年度には基金が枯渇するという厳しい状況。地方交付税の減少を考えると、県・市町村とも、(将来も)公共投資の回復は望めないだろう」と前置きし、企業として、建設業淘汰(とうた)の時代を受け止め、将来の方向性を決断する時期にきていると訴えた。
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公共事業の見通しを踏まえ、企業としての方向性の決断が重要と訴える和田氏=松江市内
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12月16日号
基本計画策定に着手
大橋川景観専門委
景観形成の指針検討
大橋川周辺まちづくり検討委員会の「第6回景観専門委員会」(委員長・布野修司滋賀県立大環境科学部教授、5人)が11日、松江市内で開かれ、景観形成に関する基本計画策定に着手するとともに、審議の進め方など確認した。
審議の進め方としては、国土交通省が10月にまとめた河川景観ガイドラインと景観アセスメント(景観評価)を参考に▽周辺環境と調和する護岸や堤防等のデザイン、素材、植栽▽景観を楽しむ場の整備拠点の在り方▽水辺の散歩道や水際へのアクセス性−など具体的方針を検討した。
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大橋川景観基本計画策定に向け話し合う専門委員ら=松江市内 |
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12月13日号
年度末向け23現場パト
斐伊川防対協
斐伊川防災安全対策協議会(中筋豊通代表幹事)と国交省出雲河川事務所は11日、斐伊川、放水路、中海など23現場で合同安全パトロールを行った。
安全パトには、出雲河川の渡邊茂所長や工事監督官、会員各社の現場代理人ら約70人が参加。5班に分かれ、斐伊川放水路来原橋下部工事、中海荒島5号排水樋門改善工事、宍道湖新建川第2護岸工事など巡回した。
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不安全個所をチェックする合同安全パトの参加者=斐伊川放水路
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12月9日号
浜田医療センター
来夏着工、09年度完成へ
RC6F27,000u 病床365床
国立病院機構浜田医療センター(浜田市黒川町、日野理彦院長)は、4日開かれた市議会全員協議会で、浅井町のJR浜田駅北側に移転新築する同センターの基本設計内容を報告した。07年4月に実施設計を終え、同年夏着工、09年度中の完成を目指す。総事業費は約80−90億円。
計画では、浜田駅北側の敷地2・7haに新病院RC6F(約2万7000u)を建設、浜田駅と結ぶ。 |
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12月5日号
道の駅「酒造奥出雲交流館」
町主導で周辺道路整備
新たな地方行政の在り方示す
奥出雲町の国道432号を安来市方面に向かうと、白壁のひと際目立つ建物が見えてくる。04年12月にオープンした「酒蔵奥出雲交流館」だ。今年8月、この施設が国土交通省の「道の駅」に登録され、周辺道路の拡幅を含めた事業が動き出した。この道の駅を地域・観光振興の中核施設に位置付け、意欲的にプロジェクトを推進する同町の取り組みを取材した。
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国交省の道の駅に登録され、
観光客増が見込まれる「酒蔵奥出雲交流館」=奥出雲町亀嵩
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12月2日号
新評価項目に問い合わせ急増
子育て支援、ボランティアなど
県入札参加資格審査
県は07・08年度建設工事等入札参加資格審査で、特別点数の評価項目として、子育て支援策、地元貢献・ボランティアなど5項目を新設。これを受け、建設業者から担当機関への問い合わせが急増するなど、反響が出始めている。このうち▽子育て支援策▽ハートフルロードしまね▽河川海岸愛護団体−について、制度内容や最近の動向を紹介する。
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11月29日号
出雲市新庁舎設計プロポ
日建・みずほJVを特定
出雲市は、新庁舎設計プロポーザルに伴う審査委員会(委員長・杉本俊多広島大学大学院教授、9人)を開き、指名8JVの中から日建設計・みずほ設計JVを特定した。
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出雲市新庁舎の東西断面イメージ図(参考)
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11月25日号
冬期条件で性能検証 新エコアス
54号で試験舗装
山陰建設工業(出雲市神西沖町、小村洋司社長)と関連会社の山建プラント(同市多伎町、同社長)が国交省中国技術事務所と共同開発したアスファルト混合物添加剤「新エコアス」の試験舗装が21日、飯南町赤名地内の国道54号で行われた。
この日試験施工されたのは、上来島外舗装修繕工事(松江国道発注)のうち120m区間の表層部分。1日あたり約6000台、冬期には凍結やタイヤチェーンを装着した大型車両も数多く通行するなど厳しい条件下で、施工後3カ月−3年間の状況を検証。性能が認められれば、ポーラスアスファルト混合物を使用した国道9号など直轄道路の基層への利用も可能になる。
※新エコアスの詳細については6月21日付2面参照
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「新エコアス」を使用した試験施工=国道54号飯南町
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11月22日号
志津見ダム 本体コンクリ打設を再開
予定より2カ月半早く復旧
7月豪雨でダム本体コンクリート打設部に土砂が堆積し、復旧作業のため中止していた志津見ダム本体のコンクリート打設が再開。17日、現地で施工者、地元住民代表ら約50人が出席して打設再開式が開かれた。 国交省斐伊川・神戸川総合開発工事事務所の八尋裕所長が「復旧に6カ月はかかると思われたが、昼夜に及ぶ懸命な作業で2カ月半も短縮でき、打設を再開することが出来た」とねぎらいを込めてあいさつ。引田守JV所長が「1日も早く打設を再開したいとの思いで復旧作業を進めた。今後も、早期完成に向け、心を1つにして工事を続けていきたい」と決意を述べた。
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土砂撤去が完了し、コンクリート打設が再開された志津見ダム=飯南町内
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11月18日号
大きすぎる談合の代償
法令順守徹底呼び掛け
建設業適正取引講習会
建設業協会(渡部義三会長)は14・15の両日、浜田市と松江市で「建設業の適正取引に関する講習会」を開催。延べ190人が、談合防止と独禁法の順守について勉強した。
建設業適正取引推進機構の江利口紘八郎相談指導部次長が、課徴金算定率の引き上げや申告者に対する課徴金減免措置、犯則調査権限の導入など06年1月施行の改正独禁法について、近年の違反件数の動向や違反事例を交えて解説した。
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代償の大きい談合に関与しないよう訴える江利口次長
=松江市内
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11月15日号
総合評価の現状と課題
土木施工技士会が発注機関と交流会
国交省・加算点引上げで低入防止
島根県・標準案にマイナス評価を
中国・四国土木施工管理技士会連合会(会長・筒井寛島根県土木施工管理技士会長)は9日、松江市内で技術交流会を開き、総合評価方式の実施状況と課題、土木施工管理技士の評価・活用などについて、国土交通省や中四国各県の説明を聞いた。
交流会には、国交省から田中貢大臣官房技術調査課長補佐、甲村謙友中国地方整備局長、菅原信二同企画部長、菊池良介四国地方整備局企画部長ほか、中四国各県の建設部局幹部と土木施工管理技士会の役員ら50人余りが出席した。
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国交省や中四国各県から総合評価の現状や課題など聞いた土木施工管理技士会交流会=松江市内
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11月11日号
薬品無使用の濁水処理装置
宍道湖湯谷川排水施設に採用
平井建設(安来)がVE提案 オーケーリース(出雲)
建設機械リース・販売のオーケーリース(出雲市古志町、森山次夫社長)は、薬品、凝集剤を一切使用しない濁水処理システム「ミズコシタロウ」を、宍道湖湯谷川排水施設築造工事(発注・国交省出雲河川事務所)に納入した。施工者の平井建設(安来市安来町、平井幸範社長)のVE提案が採用されたもので、環境に優しくコスト低減に貢献すると期待されている。国交省NETIS登録済みで、特許出願中。
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宍道湖湯谷川排水施設築造工事に設置した、薬品無使用の濁水処理装置「ミズコシタロウ」
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11月8日号
街路樹にナンジャモンジャ
歩道舗装材は黒御影石
大手前みちづくり委
「第2回大手前通りみちづくり委員会」(委員長・熊野稔徳山高専土木建築工学科助教授、16人)が3日、松江市内で開かれ、街路樹などの道路デザイン案を検討した。
大手前通り(城山北公園線)は、県物産観光館前−くにびき道路までの全長1040m、幅29m(4車線、両側自歩道)。街路樹の検討では、地元代表者らが8種類の樹木から、ナンジャモンジャとナンキンハゼを原案として選定。審議の結果、松江城山に植えられ、四季ごとの移ろいを感じさせるナンジャモンジャに決定した。
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ナンジャモンジャを植えた街路のイメージ図
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11月4日号
山陰道「18日全面復旧」を報告
西日本高速支社長が表敬
澄田知事「災害に強い高速道を」
西日本高速道路の坂上隆二中国支社長が2日、澄田信義知事を表敬訪問。7月豪雨による山陰自動車道の災害について陳謝するとともに、18日午前6時の全面復旧見通しを報告した。
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山陰道被災区間の18日全面復旧を、澄田知事に報告する坂上支社長(右)=県庁知事室 |
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11月1日号
あさひ復帰C 収容棟RC4F環境・景観に配慮
法務省が浜田で説明会
法務省が、浜田市旭町の旭工業団地内にPFI事業を導入して整備・運営する「あさひ社会復帰促進センター」の地元説明会が10月28日、同市内の2カ所で開かれ、地域住民ら計530人が出席した。
説明会では、同省の担当者が施設の完成予想CGを使って概要説明。収容棟はRC4Fを9棟、職員宿舎は6棟を建設。周囲の環境や景観にマッチした外観、地元の石州瓦を使用した庁舎ほか、敷地内中央部に管理・医療・病室棟と運動場2面を取り、回りを収容棟が囲む施設配置とした。また、ハイブリットタグを使用した位置情報把握システム、顔による生態認証システムなど万全の警備体制を敷く。
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法務省が開催した「あさひ社会復帰促進センター」の地元説明会=島根県立大学
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